福岡県連協の沿革
福岡県学童保育連絡協議会の沿革 2014年3月現在
【沿革】
1977年6月 福岡市にて福岡県学童保育連絡協議会(以下、福岡県連協と略)設立
1977年6月 「第1回福岡県学童保育研究集会」の開催
1978年~ 全国学童保育連絡協議会(全国連協と略)と連携し、「学童保育制度確立」を 求める請願署名を行い、福岡県内クラブ協働の運動へと歩み出す。
1990年11月~ 「福岡県指導員学校」を以降、10回開催
1998年 学童保育制度確立の運動により、4月1日から学童保育が法制化され、児童福祉法に基づく事業としてスタートする。
1999年1月 全国学童保育連絡協議会と連携し、学童保育の実態調査を開始。
- 以後、毎年5月に実態調査の後、報道機関へ公表している。
2001年7月~ 県連協で独自開催した「福岡県指導員学校」は、全国連協の委託と自治体の後援を受け、「全国指導員学校九州会場」として再スタートする。
2005年~ 「指導員専門性研究会九州支部」と協働し、指導員研修を開催。
2009年~ 「出前講座研修」を開催。
2012年6月~ 「新人研修」や「筑後地域で無料学習・交流会」を開催
2013年10月~ 子ども・子育て新制度に向けての学習会を各地域ブロックにて計6回開催
【活動実績】
-
福岡県学童保育研究集会:1977年開催より32回を数える。各専門分科会も好評である。
-
全国学童保育指導員学校 九州会場:2001年より14回開催。
-
出前講座研修:
2009年より自治体や保護者会の要請を受けて講師派遣を行っている。福岡県内外で現在までに10自治体(うきは市・大刀洗町・築上町・小竹町・柳川市指導員会・長崎市指導員会・北九州指導員会・水巻町、朝倉市・大川市)で開催。
このほか、自治体や連合会より依頼を受け指導員研修を行う(行橋市・志免町学童保育連合会・朝倉わんぱくクラブ)。
-
相談業務・活動支援:
保護者会活動の充実と強化の取り組み。地域保護者会への活動支援。県内クラブ・地域連絡協議会・連合会などによる施設運営、指導員の処遇待遇、保育内容、クラブ開設保護者会運営等についての相談を受け、関係資料の提供や改善方法を助言。最近は、他県の県連協設立(山口県、大分県)も支援している。
-
調査研究:毎年春の定期調査を始め、随時、アンケート調査も実施。
-
国や自治体への働きかけ:福岡県を始め多くの自治体と協議し、全国連協を通して国や自治体に向けて政策提言、陳情活動を行っている。
-
その他:福岡県連協は学童保育指導員や保護者OB、連合会理事、クラブ運営委員などの多くの専門家から構成されています。
上記の活動実績の他にも全国連協と連携し、唯一の学童保育専門誌『日本の学童ほいく』編集委員、全国指導員学校や県研究集会、出前講座研修の講師など、数多くの人材を輩出しています。さらに2005年度からは(社)学童保育士協会と連携し、研究者と共に「学童保育における指導員の専門性」を学ぶ研究会を年2~3回開催しています。福岡県連協は、このように広範囲かつ長期に渉る活動実績を持っています。