『みるく世(ゆ)がやゆら』
支援員のリンです。
今日の新聞に沖縄全戦没者追悼式の記事が載っています。その式で高校生が平和の詩を朗読しました。
沖縄の言葉で、「みるく世(ゆ)がやゆら」=今は平和でしょうか?と問いかけるこの詩はとても訴えかけるものがあり、忘れ去られようとしている大事な「命どぅ宝」=命こそ宝を思い起こさせてくれました。
6月23日は何の日か知っている人が、どんどん少なくなっているのは事実です。
昨日、1年生が学童保育所に帰ってくるなり、「今日は日本の戦争が終わった日?」と聞いてきたので、「沖縄での戦争が終わった日だよ」と話しました。
3年生くらいになると、「今日は戦争の話を聞いて怖かった!」と言ってました。6月23日の沖縄戦終結の慰霊の日に因んで、学校では平和学習が行われたようです。
今年は戦後70年。沖縄戦は住民を巻き込んで、本土決戦の時間稼ぎの為の捨石とされた激しい地上戦でした。
私も映像で沖縄戦の記録を見たことがありますが、火炎放射器で容赦なく焼き尽くしたり、壕から助け出される女の子が物凄くガタガタ震える様子が今でも鮮明に思い起こされます。
二度とあってはならない戦争に、後戻りして欲しくありません。今年の節目を後世に残せる「命どぅ宝」の財産づくりができる年にしていきたいですね。