夏休み映画北九で{ハッピーバースデー}上映
夏休みの映画会を北九州市内7カ所で上映し、900名の子ども達と111名の支援員、保護者が参加しました。
北九州市学童保育連絡協議会は1995年から子どもたちによい映画を見せるため、毎年交互に、人権と平和をテーマに映画を上映してきました。
今年は「人権」がテーマで「ハッピーバースデー~命輝く瞬間(とき)」です。
<ものがたり>
小学校6年生の藤原明日香は母から愛されずつらい日々をおくっていていました。12歳の誕生日に「あんたなんか生まなきゃよかった。」という母の一言に心が深く傷つき声が出なくなり、不登校になり自分のからに閉じこもったあすか。
母の実家で農村の自然にかこまれ、おじいちゃんおばあちゃんの愛に触れ、明日香は心と声を取り戻します。
学校に戻ると以前は見て見ぬふりをしていた、クラス内にいじめに立ち向かっていき、また重度の障害を持つめぐみとの交流の中で、命の尊さと生きることの素晴らしさを学んでいきます
「感想文より」
いじめていた人が優しくなってよかったと思う。それはあすかちゃんのおかげだ(1年女子)
*映画では障害がある人がいっぱいいたけどたいへんだと思います。息が出来ずらいなんて、普通に私は呼吸しているのになあと思いました。明日香は友達のめぐみちゃんが亡くなってしまっても、学校の友達が支えてくれたので素晴らしいと思います。お母さんも最後は自分がやったことに後悔してくれたので私はほっとしました。すごく悲しい映画だけど、すごく貴重な体験ができました。(5年女子)
*「ハッピーバスデー」の話は人権だといっていたけど私は人権の意味が分かりませんでした。けれど映画をみて人権の意味が少しわかりました。今回は本当に本当にありがとうございました来年もまた行こうと思います。(4年女子)
*ぼくは「ハッピーバスデー」を見て、面白そうだけど、意外に感動して泣けるお話しで、いじめを無くそうと思いました。だからいじめをされている人の気持ちがすごくわかりました。これから「いじめ」というのがないといえるような世界にしていたいです。(4年男子)
*報告:ぺンネームの(TAKA TAKA)でした*
*筑豊地域の鞍手町でも上映します*