新しい年のあいさつ
年 頭 挨 拶
皆様あけましておめでとうございます。
福岡県学童保育連絡協議会（福岡県連協）は、1977年に『子どもたちに豊かな放課後生活を』そして『働く親が安心して働くことができ、安心して預けられる学童保育を』との願いから発足し、以来活動を続けています。
発足当時は福岡県内で85箇所だった学童保育所数は2017年度現在では1411箇所(去年度より85ヶ所増)に増加し、1年生から6年生まで約58.000人(去年度より約3300人増)の子どもたちが利用しています。今や学童保育は、放課後の子どもたちにとっても、働きながら子育てする保護者にとっても、欠く事の出来ない大切な場となりました。
新制度が施行され、4月からは4年目に入ります。厚生労働省令及び放課後児童クラブ運営指針に基づき、実施主体である市町村が、運営主体及び保護者(保護者会)そして学童保育で働く支援員と連携を取り学童保育施策の拡充を行って頂くことが望まれます。が、未だ学童保育理解がなされていない為、子どもたちの最善の利益が守られなければならない生活の場が不安な状況となっていて、その量においても質においてもまだまだ課題が残っています。
福岡県連協は、全国学童保育連絡協議会(全国連)や九州各県連協との連携を図り、会員の皆様と協力し、各種研修会や県市町村との懇談を行い、要望を伝え、学童保育施策の拡充と量と質の向上に向けて活動してまいります。 今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。
今年も、2月12日、県連協主催の『第36回福岡県学童保育研究集会』を開催します。記念講演に『広木克行氏に記念講演「今を生きる子どもたち～子どもの心を理解するには～」をして頂きます。午後からは12分科会で皆さんと学び合うことを願っています。是非お越しください。※申し込みは既に配布してあります。
皆様の今後のご活躍を願い、年頭の挨拶とさせて頂きます。
福岡県学童保育連絡協議会
会長 吉岡 美保
