『高倉健さんを偲ぶ』
お疲れさまです。ラランナ父さんです。
タイトルはこう書きましたが、もともとそれほどの映画ファンでなかったのです。
でも、高倉さんが福岡県中間市出身で、北九州の有名高校出身と言う事は知っていました。
何人かの後輩が、そこの同窓生だったからです。
ところが、この1年間でも高倉さんの出演映画をけっこう見ていたのでした。
先日、TV放映された『動乱』を始め、『あなたへ』、『八甲田山』、『鉄道員(ぽっぽや)』、『居酒屋兆治』、『駅 STATION』などなど…。
多忙なため、全て予約録画していたものを深夜に見たのですが。
それとヤクザ映画は嫌いなので、前期の作品は見ておりません。
高倉さんが亡くなったことで、これから一斉に出演映画が放映される事になるでしょう。
それらの映画には一種の人生の哀愁が漂っており、映画を見終わると自然に画面がにじんで見えました。
それは彼の言葉や顔つきに、俳優ではない普通の男性の人生が見えたような気がしたからでしょうか。
今朝も、TVで取材記者や新人俳優への優しい気配りを伝えていました。
それが役柄に出ていたのでしょうね。
3連休中は『あなたへ』と『幸福の黄色いハンカチ』を録画しておきましょう。
『あなたへ』では、ビートたけし(北野監督)との自然なやりとりに注目して下さい。
ついでながら、私の好きな作品は『八甲田山』ですね。
やっぱり私も山屋ですので、厳しい自然や仲間の死が真に迫ります。
私が北アルプスでアルバイトをしていた頃も、劇中歌を酔っぱらって歌っていました。
福岡県の大スターのご冥福を、心よりお祈り致します。