『年頭のごあいさつ』
福岡県学童保育連絡協議会会長 吉岡美保
学童保育保護者の皆様、指導員の皆様、
そして学童保育に関わり、子どもたちの生き生きとした放課後のために頑張って下さっている皆様、
新年あけましておめでとうございます
さて、いよいよ各自治体による学童保育条例が、この4月から施行されます。
『市町村の責任の下で、学童保育が運営されること』は、働いている親たちが“我が子が安心安全な施設で、健やかに生活してほしい”と、学童保育所を立ち上げた時代からの永年の願いでした。
以来、各地で連絡協議会を作り、長い年月をかけて国県市町村に働きかけてきた努力の成果でもあります。
しかし、自治体の条例の多くが国の省令通りであり、市町村がその責任の重さをどこまで理解しているのか、不安も残ります。
一方、子どもたちに関る悲惨な事件・事故が起きる度に、親の不安も増しております。このような社会情勢から、今後も学童保育の利用率は増え、それに伴う大規模化と待機児童の増加を解決して行かなければなりません。
そのため学童保育指導員は、新たに“放課後児童支援員”として県の認定を受け、子どもの大切な命、成長発達に対して責任をもって関わることが重要であり、自らも常に自己研鑽に励むことが望まれています。
私たち福岡県学童保育連絡協議会は、今後も、学童保育の課題に真剣に向き合い、保護者の声・子どもの声に耳を傾け、全国学童保育連絡協議会や九州各県連協と共に、国県市町村に働きかけて行きます。
まだ加盟しておられない学童保育所、個人(保護者・指導員・関係者・議員)の皆様もぜひ当協議会に加盟していただき、働きながら子育てが安心して出来る社会、子ども達がいっそう生き生きと生活できる学童保育所となりますよう、共に活動して下さることを願っております。
皆様の加盟をお待ちしています。
なお、『変わるもの、変わらないもの 〜 みんなでつくろう!新制度下の“がくどうほいく” 〜』というテーマで、第33回福岡県学童保育研究集会を2月11日(水・祝日)に春日市で開催致します。皆様の参加をお待ちしております。
平成27年元旦
研究集会の内容は、下記URLをクリックして下さい。
http://fukuoka-gkd.jp/archives/1878