《第40回全国学童指導員学校》おつかれさまでした
第40回全国学童保育指導員学校
実行委員長 香月 洋則
先日の第40回全国指導員学校に尽力いただきました関係者の皆様お疲れ様でした。おかげさまで1003名の参加者で行われ大盛況でした。また、参加の皆さんの、『学びたい』との熱意が大いに感じられるものでした。
記念講演は、山喜 高秀(志學館大学)先生による「心の器―今どきの子ども・若者「こころ」事情―」パワーポイントによる語り、今の子どもたちの危機的状況の中から『どの様に関わって行くか』分かりやすく語っていただきました。
“分科会は、一部の分科会に希望者が集中し、こちらで調整して移動をお願いし希望された分科会に入れなかった皆様には大変申し訳ありませんでした。”
さて、今年度から子ども・子育て支援法が施行されました。そのことにより学童保育が子どもたち・支援員とってよりよい環境になるチャンスだと思います。ただ一方では様々な問題点があります。
学童保育は子ども達にとって安全で安心して生活できる場を保障していかなければなりません。そのためにも学習により支援員の専門性を高めていき、学童保育がただ単なる託児をする場所ではなく生活をする場、仲間と共に成長しあえる場にしていくことが重要だと思います。又、学童保育は子育ての場でもあり、保護者の学童保育の協力が不可欠です。保護者・支援員との二人三脚により、学童保育が発展していくおおきな要となります。保護者が学童保育に関わることは長年の課題となっていますが、支援員のほうから保護者に子ども達の様子や子育てついて積極的に話題を提供し、保護者が関わることは子ども達の学童保育の環境を変えていく力になることを保護者自身が理解していくことが必要です。そのことを伝えていくのが支援員の大きな役割だと思います。
最後に支援員・子ども達にとってよりよい学童保育となる第一歩として指導員学校で学習と交流の場になったのではないでしょうか。地元に帰り学んだことを保護者・関係者に伝え現場で活かすことが出来れば。スタッフとしてこれほど嬉しいことはありません。
《参加の皆さんありがとうございました》