『衛生面への対応』

支援員の眼

 学童保育指導員の皆様、毎日の子どもたちとの楽しい生活お疲れ様です。
さて、先日のニュースで北九州の小学校でインフルエンザが発症し学級閉鎖がありました。
学童に帰ってきた子どもたちに、必ず手洗い・うがいをするよう働きかけましょう。  
うがいは緑茶が有効です。うちの学童では学校に持っていくお茶は“緑茶”を入れてあげるよう保護者の皆さんにも働きかけています。
手洗いした手は、極力自分のハンカチで拭くことも働きかけます。

そして、学童保育の室内で子どもが吐いてしまった場合です。 その原因は様々あると思いますが、この時期ウイルス性の病気が移ってしまって吐く場合が多いと考えられます。どんな状況で吐いたとしても下記の対応で対処することをお勧めします。

【吐いた児童への対応】
①−1 対応する指導員は必ずビニール手袋・マスクをします。吐いた子どもがそれ以上吐く場合があるので、バケツにビニール袋をかぶせて吐かせる。
①−2 同時に、他の子どもたちと離すために、事務室や医務室等に連れていきます。
①−3 嘔吐物が服についている場合は、脱がせた服は絶対に洗面所で洗ったりせず、二重にして袋に入れてきつく縛ります。ウイルス性だった場合は洗うと拡散されるからです。口の回りを拭いたりしたタオルも入れます。ティッシュ等で対応した場合は二重にした袋に入れて捨てますが、子どもたちがいつも使っているゴミ箱に入れるのは避けましょう。
①−4 熱を測り、状況確認として、吐いた状況の記録、いつごろから気持ち悪かったのか?学校給食は食べたのか?など必要な事項と聞き、保護者に連絡してお迎えを待ちます。

【嘔吐物の処理】
②−1 嘔吐物の処理は別の指導員が必ずビニール手袋・マスクをして行います。
②−2 子どもたちをその場から離す。できれば窓を開け空気の入れ替えを行い、風下(カザシモ)に行かないよう働きかけます。
②−3 バケツに袋をかぶせ、まず嘔吐物をキッチンペーパーに吸わせながら取り除きバケツに入れます。
②−4 キッチンハイターを薄めて周囲半径1メートルを3回以上ふき取り、ふき取ったペーパ—や雑巾は捨てます。洗ってはいけません。そして自分の付けていた手袋も全て捨てます。

こういう事態に対処する為に、用意しておくものは、バケツ3つ・マスク・ビニール手袋・キッチンペーパーやティッシュペーパー・ビニール袋・キッチンハイター・捨てる雑巾などを一つの整理かごに入れておくと良いですよ!
当然、私たち指導員に移ることが無いようにしましょう。

 

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