『映画の楽しみ』
皆さん、お疲れ様です。
さて、今日も「温泉ハムリエ」さんのエッセイでお楽しみ下さい。
では、どうぞご覧下さい。
—————————————————————–
私の趣味の一つに映画鑑賞がある。小学生の頃は、よく近くの映画館に母が連れて行ってくれた。
当時、若き日の市川雷蔵・中村錦之助・片岡千恵蔵などのチャンバラ映画を主に「三本立て」を観ていた。朝から夜まで映画館にいたことを、今でも鮮明に記憶している。
内容は、ごくごく単純な娯楽作品。代表としてよくあるのが、「お姫様が悪人に捕まり、善人が馬に乗って助けに来る」シーン。
観客は手をたたいて、『早く助けてやって-!』と気をもむ。館内は大人も子どもも一体化。
このシーンは、私の好きなイタリアの映画「ニューシネマパラダイス」にもある。
日本人もイタリア人も、同じ感覚で映画を観ている様子に親近感を覚えるのだ。
若い頃はハリウッド映画に憧れ、社会人になるにつけ日本・ハリウッド映画はもちろん、アジア・ヨーロッパ・インド・ロシア・中東・世界各国の作品から、自分の生き方を学ぶ機会も多かったように思う。
映画の主人公と同じように泣き・笑い・怒り、「人間のすばらしさ・みにくさ・残酷さ」を感じることもある。
むかしの有名な映画評論家ではないが、『いやー、映画って、いいものですね!』